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【本場フィリピンの味】美味しさが止まらない!フィリピンの伝統的なお菓子とは?

2023年12月23日

1. はじめに: フィリピンの伝統的なお菓子とは?

フィリピンと言えば、美しい海や豊かな自然、温かな人々が思い浮かぶかもしれません。しかし、それだけでなく、フィリピンにはユニークで美味しい伝統的なお菓子が数多く存在します。これらのお菓子は、フィリピンの多様な文化や豊かな自然が生み出した、地元の食材を活用したものが多く、親しまれています。

ここでは、その中から一部をピックアップして紹介します。お菓子は感じる人々の幸せや喜びを形にしたものとも言えますよね。フィリピンのお菓子もその例外ではありません。それぞれのお菓子には、フィリピンの人々の暮らしや祝福、祭事などといった背景が込められています。

旅行先での新たな発見として、また、普段の生活にほんの少し刺激を加えるためにも、是非フィリピンの伝統的なお菓子に触れてみてはいかがでしょうか?本記事では、その魅力を詳しくご紹介します。

2. フィリピン伝統のお菓子の魅力

(1) 多様な風味と食感

フィリピンの伝統的なお菓子は、その多様な風味と食感が魅力です。フィリピンは7,000以上もの島々から成る国で、それぞれの地域で異なる食材や製法が生まれ、多種多様なお菓子が存在します。

たとえば、「ビビンカ」はもち米の甘みとココナッツの風味が絶妙なハーモニーを奏でるお菓子で、焼き立ては外側がパリッと、中はもっちりとした食感が特徴です。「ハロハロ」は色とりどりの果物や豆、氷、そして練乳がトッピングされた、見た目も食感も楽しいデザートです。

また、「パリタウ」はもち米から作られ、そのまま食べるともっちりとした食感が楽しめますが、黒糖シロップをかけることで甘さが増し、さらに食感の変化も楽しむことができます。

以下の表に、各お菓子の特徴をまとめてみました。

お菓子の名前

風味

食感

ビビンカ

もち米とココナッツ

パリッとした外側ともっちりとした中

ハロハロ

果物や豆の混ざった味

氷のシャリシャリ感とトッピングの食感の変化

パリタウ

もち米の自然な甘さ

もっちりとした食感と黒糖シロップでの食感変化

フィリピンの伝統的なお菓子は、一つ一つがその地域の風土を反映しており、一度食べれば忘れられない風味と食感があなたを待っています。

(2) 地元素材の活用

フィリピンの伝統お菓子の一つである「バナナキュー」は良い例です。これは地元で手に入る新鮮なサバ種のバナナを砂糖でコーティングし、焼いたものです。

また、フィリピン全土で栽培されているココナッツもよく使われます。中でも「ビビンカ」は特筆すべきお菓子で、米の粉とココナッツミルクを混ぜて作られ、特製のバナナの葉の上で焼かれます。

さらに、フィリピンのお菓子作りに欠かせないのが「ウベ」と呼ばれる紫芋です。「ハロハロ」では、ウベアイスとしてトッピングされます。

お菓子

主な地元素材

バナナキュー

サバ種のバナナ

ビビンカ

ココナッツミルク、米の粉

ハロハロ

ウベ(紫芋)

これらの地元で採れる素材がフィリピンお菓子の風味を左右し、その場所ならではの美味しさを生み出しています。

(3) 伝統的な製法

フィリピンの伝統的なお菓子は、古い製法を守りながら作られています。特に「ビビンカ」はその一例で、厚手の焼き型を使い、層になったライスケーキを一つひとつ手作りして焼き上げます。また、「ハロハロ」は、色とりどりの食材をたっぷり使用し、氷と一緒に混ぜ合わせる工程が特徴的です。これらの製法は、家庭の味を大切にしながらも、お菓子作りの技術や知識を次世代へと伝承していく役割を果たします。

以下の表は、フィリピンの伝統的なお菓子とそれぞれの製法を紹介します。

お菓子の名前

製法

ビビンカ

ライスケーキを層になった形で焼く

ハロハロ

さまざまな食材と氷を混ぜ合わせる

パリタウ

もち米の粉を使用し、蒸し上げる

ポルボロン

分量計算をしっかり行い、型にはめて固める

トゥロン

バナナを春巻きの皮で巻いて揚げる

エンサイマダ

酵母を使った生地を巻き上げて焼く

バナナキュー

バナナを串に刺し、キャラメルで揚げる

これらの伝統的な製法は、フィリピンの文化を象徴するものであり、その味わいに深みをもたらしています。

3. 知っておきたいフィリピンの代表的な伝統お菓子

(1) ビビンカ

ビビンカは、フィリピンのクリスマスシーズンには欠かせない伝統的なお菓子です。これは、もち米の粉(ガリャポンガ)、ココナッツミルク、砂糖から作られ、バナナの葉で焼かれるスペシャリティです。

ビビンカの特徴はその層状の構造で、上層は少し焦げていて、下層は柔らかいもち米の層です。一般的には、サラダとして食べられることが多く、甘さを引き立てるためにしばしばココナッツのトッピングが加えられます。

また、ビビンカはその製法も独特で、直火で2度焼かれるため、独特の焦げた香りが特徴となっています。そのため、ビビンカを食べると、その香ばしさと甘さが口の中で広がり、まさにフィリピンの伝統的な風味を堪能することができます。

(2) ハロハロ

ハロハロは、フィリピンを代表するデザートで、その名前はフィリピン語で「混ぜ混ぜ」を意味します。様々な材料がミックスされた見た目も華やかなこのデザートは、フィリピンの暑い気候を凌ぐための絶品スイーツです。

主な材料:

  • シェーブドアイス

  • コンデンスミルク

  • ゼラチン

  • フルーツ(バナナ、ジャックフルーツなど)

  • レギュメ(豆などの甘露煮)

  • フラン(プリン)

まず、シェーブドアイスを器に盛り、その上に各種の材料をトッピングし、最後にコンデンスミルクをかけます。各材料の異なる食感と、甘さとフレッシュな果実味が絶妙にマッチしたハロハロは、一度食べると忘れられない美味しさです。

(3) パリタウ

パリタウは、フィリピンの伝統的なお菓子の一つで、もちもちとした食感が特徴です。主成分は、もち米の粉と砂糖。この2つを混ぜ合わせて蒸し焼きにし、最後にフレッシュなココナッツを振りかけて完成します。

【調理方法】

  1. もち米の粉と砂糖を混ぜる

  2. 混ぜた生地を薄く伸ばし、好みの形に切る

  3. 蒸し器で10〜15分蒸す

  4. 蒸したものにフレッシュなココナッツをトッピングする

パリタウは、そのシンプルな材料と製法から、フィリピンの家庭でよく作られるお菓子です。また、甘さ控えめであるため、日本人の口にも合うと言われています。揚げないで蒸す料理方法が一般的なので、ヘルシーな点も魅力的です。

(4) ポルボロン

フィリピンの伝統お菓子といえば、「ポルボロン」も忘れてはなりません。これは、粉砂糖、全粒粉、バター、そしてミルクパウダーで作られる小さなクッキーのようなお菓子です。

特徴的なのはその食感で、口の中に入れるとサクッと崩れるような独特の感覚が楽しめます。また、ナッツやチョコレートチップを加えることで、一層の風味と楽しさが加わります。

以下に、ポルボロンの基本的なレシピの手順を紹介します。

材料

分量

全粒粉

2カップ

粉砂糖

1カップ

バター

1カップ

ミルクパウダー

1/2カップ

オプション(ナッツ、チョコレートチップ等)

適量

手順:

  1. 全粒粉をフライパンで焼き、色が変わるまで加熱する。

  2. ボウルに全粒粉、ミルクパウダー、粉砂糖を混ぜ、溶かしたバターを加えて混ぜ合わせる。

  3. ナッツやチョコレートチップを加えて混ぜ、型に詰めて冷蔵庫で冷やす。

このように手軽に作れるポルボロンは、フィリピンのお菓子文化を身近に感じる絶好のアイテムです。

(5) トゥロン

トゥロンは、フィリピンのお菓子の中でも特に人気のある一品です。主成分はバナナやジャックフルーツで、これを春巻きの皮で包んだ後、砂糖をまぶして揚げたものです。

【トゥロンの特徴】

  • 主成分:バナナやジャックフルーツ

  • 製法:春巻きの皮で包み、砂糖をまぶして揚げる

  • 風味:甘さとフルーツの風味が楽しめる

シャリシャリとした食感と甘さが特徴で、街角や市場で手軽に購入できるため、フィリピンの人々にとってはおやつ時の定番ともいえます。また、見た目も華やかなため、祝い事の席などでもよく供されます。そのまま食べる以外にもアイスクリームと一緒に楽しむこともあります。

(6) エンサイマダ

エンサイマダは、フィリピンのお菓子の中でも一際特別な存在です。スペインの影響を受けて生まれたこのお菓子は、バター風味のもっちりとしたパンの上に甘さ控え目のクリームとチーズをトッピングしたもの。その風味豊かさと一緒にフィリピンとスペインの歴史を感じることができます。

エンサイマダは、どのフィリピンの家庭でもお祝いごとには欠かせない一品で、特にクリスマス時期には多くの家庭で手作りされます。また、一般的なものだけでなく、特別な日には高級素材を使ったバリエーションも楽しむことができます。

体験するべきエンサイマダの種類としては以下の二つが特におすすめです。

エンサイマダの種類

特徴

クラシックエンサイマダ

伝統的な製法で作られ、シンプルながらも深い味わいが特徴。

プレミアムエンサイマダ

高級素材を使った豪華版。例えば、ウベ(紫芋)やマンゴー風味など。

エンサイマダの風味豊かな味わいとその歴史的背景は、フィリピンのお菓子文化を理解するうえで欠かせません。

(7) バナナキュー

「バナナキュー」は、フィリピンの街角でよく見かける伝統的なスイーツです。地元産のサババナナを使用し、そのまま食べても美味しいのですが、さらに甘さを引き立てるためにブラウンシュガーでコーティングし、串に刺して揚げたものが「バナナキュー」です。

【特徴】

  • 主成分:サババナナ、ブラウンシュガー

  • 製法:バナナをブラウンシュガーでコーティング後、串に刺して揚げる

  • 風味:バナナの甘さとブラウンシュガーのコクが絶妙にマッチ

日本でいう焼き団子のような存在で、手軽に楽しむことができます。街角の屋台などで販売されており、香ばしい香りと共に味わう甘さが格別です。揚げたては外側がカリッと、中はもっちりとした食感を楽しむことができます。

4. お土産にも最適!フィリピンのお菓子を楽しむ方法とポイント

(1) 自宅で再現する

フィリピンの伝統的なお菓子は、一部の材料や調理器具を揃えれば自宅でも楽しむことが可能です。以下に、簡単に再現できるお菓子とそのレシピを示します。

  1. ビビンカ:まずはじめに、米粉とココナツミルク、砂糖を混ぜ合わせてケーキ状にし、バナナの葉の上で焼きます。焼き色がついたら砂糖とココナツオイルを塗り、再度焼きます。

  2. トゥロン:バナナを春巻きの皮で巻き、揚げます。仕上げにブラウンシュガーをかけて完成です。

  3. ポルボロン:小麦粉と砂糖、バターを混ぜ合わせてコンパクトにし、冷蔵庫で冷やします。

以上の3つのお菓子は比較的手軽に作れるものですが、地元の味を追求するなら、フィリピン食品専門店で材料を揃えることをおすすめします。自宅で手作りする楽しさとともに、フィリピンの伝統的なお菓子の美味しさを堪能してみてください。

(2) 旅行先での買い方

フィリピン旅行時には、現地で伝統的なお菓子を味わう絶好のチャンスです。その際、以下のポイントに注意して購入しましょう。

  1. 市場やお店の選び方フィリピン各地には市場が点在しています。通常、新鮮な食材とともに伝統的なお菓子も販売しています。旅先で試しやすいお店の選択肢としては、街中にある「パンダハン」や「パサルボンショップ」がおすすめです。

  2. 品物の選び方お菓子は見た目や香り、パッケージにも注目しましょう。伝統的なお菓子は手作りのものが多く、見た目が少し異なることもあるので、興味が湧いたら気軽にスタッフに尋ねてみましょう。

  3. 保存方法フィリピンの伝統的なお菓子の中には、保存方法に注意が必要なものもあります。購入時には、製造日や消費期限、保存方法を確認しましょう。

上記のポイントを押さえつつ、フィリピンの伝統的なお菓子を楽しんでみてください。

(3) フィリピンの現地生活での楽しみ方

フィリピンへ実際に訪れれば、その伝統的なお菓子を現地で楽しむことができます。街角の屋台や市場は、地元の人々が日々手作りするお菓子で溢れています。特に、『ビビンカ』や『ハロハロ』などは、一年を通し楽しむことができます。

また、現地に滞在している間には、町の祭りや特別なイベントに参加する機会もあるでしょう。そこでは、特別なお菓子が振る舞われることが多く、フィリピンの文化を味わうことができます。

さらに、現地の料理教室に参加すると、自分で伝統的なお菓子を作る体験もできます。フィリピンのお菓子作りのコツを学ぶとともに、素材選びから製法までを体験することで、そのお菓子への理解がさらに深まるでしょう。

フィリピン滞在中は、観光だけではなく、こんな風に伝統的なお菓子を通して現地の生活を体験することで、より一層フィリピンの文化に触れることができるのです。

5. フィリピンのお菓子をもっと深く知るために

(1) フィリピン料理との関係

フィリピンの伝統的なお菓子は、その国の料理文化と深い関係があります。主食である米を主成分として使用したお菓子が多いのが特徴であり、この点はフィリピンの食事文化の一端を反映しています。例えば、「ビビンカ」は、グルテンフリーのスティッキーライスから作られており、ココナッツミルクの甘さが特徴です。

また、フィリピン料理には様々なフルーツが使用されていますが、それらもまたお菓子作りに欠かせない要素となっています。たとえば、「ハロハロ」はフィリピンで人気のデザートで、色とりどりのフルーツや豆、氷を組み合わせた夏にぴったりの一品です。

以下の表は、フィリピンの代表的なお菓子とそれに使用される主な食材を示しています。

お菓子の名前

主な食材

ビビンカ

スティッキーライス、ココナッツミルク

ハロハロ

フルーツ、豆、氷

フィリピンの料理と同様に、そのお菓子もまた地元の食材を活用した多彩な味を楽しむことができます。

(2) お菓子が持つ文化的意義

フィリピンの伝統的なお菓子には、それぞれに深い文化的意義が込められています。

ビビンカは、クリスマスシーズンに一家揃って作り、食べる習慣があります。これは家族の絆を深め、祝福の時期を共有する重要な文化です。また、パリタウは収穫祭の祝い事で提供されます。これは豊穫への感謝と共に、願い事を叶える象徴とされています。

お菓子の名前

文化的意義

ビビンカ

クリスマスシーズンの家族の絆、祝福の共有

パリタウ

収穫祭の祝い、豊穫への感謝、願い事の象徴

お菓子はただの甘さを楽しむだけでなく、フィリピン人の生活や文化、歴史に密接に結びついています。一つ一つのお菓子を通してフィリピンの豊かな文化を理解し、感じることができるのです。

6. まとめ: フィリピンの伝統お菓子の世界への誘い

フィリピンの伝統的なお菓子は、多様な風味と食感、地元の素材活用、そして手間暇かけた製法が魅力です。それぞれがフィリピンの文化と歴史を色濃く反映しており、一つ一つがフィリピン人の生活と深く結びついています。

ビビンカ、ポルボロン、トゥロンなど、試す価値十分のお菓子がたくさんあります。旅行の際には、現地での味わい方やお土産選びのポイントもぜひ活用してみてください。また、自宅で再現する楽しみや、フィリピン料理との関係も探求することで、その魅力をより深く理解することができます。

フィリピンのお菓子がもつ文化的意義も覚えておくと、食べる体験が一層豊かになることでしょう。ぜひ、フィリピンの伝統お菓子の世界へ足を踏み入れてみてください。


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