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【完全ガイド】フィリピン・ダバオへの旅!見所、グルメ、お土産情報まとめ

2024年2月18日

1.はじめに

ダバオの魅力と旅行の楽しみ方

ダバオはフィリピン南部に位置する美しい都市で、その魅力は豊富な自然環境と独特な文化にあります。まず、ダバオはフィリピン最大の都市でありながら、世界最大のイーグルやクロコダイルなど、さまざまな野生動物と触れ合うことができます。また、美しい海とビーチリゾートが広がり、リラックスした休暇を過ごすことが可能です。

さらに、ダバオは美味しいフルーツや海鮮料理で知られており、食事も旅行の大きな楽しみの一つです。その中でも、ダバオ名物の「デュリアン」は試してみる価値があります。

そして、ダバオでは年間を通じてさまざまな祭りが開催されるため、現地の文化に触れる絶好の機会もあります。特に8月の「カダヤワン祭り」は、ダバオの多様な文化遺産と人々の生き生きとしたエネルギーを体験できる一大イベントです。

これらを楽しむためのコツは、事前に情報を集め、計画を立てることです。このガイドを活用して、ダバオでの素晴らしい旅を満喫してください。

2.ダバオの基本情報

地理

ダバオは、フィリピン南部のミンダナオ島に位置する都市です。フィリピンで最も広い面積を持つ市であり、人口も第三位となっています。その広大なエリア内には、豊かな自然環境と都市部の両方が存在し、その魅力は多岐にわたります。

地理的には、ダバオ市はダバオ川の流域に位置しており、その周囲は標高が高い山々に囲まれています。これらの山々から流れ出る豊富な水量が、ダバオ周辺の肥沃な土壌を作り出し、豊かな農業生産を可能にしています。特に、バナナやダリヤン(フィリピンの国民果物)といったトロピカルフルーツの産地として知られています。

また、ダバオ湾に面しており、美しい海岸線とビーチリゾートも魅力の一つです。このような地理的特性が、ダバオの多様な観光体験を可能にしています。

気候

ダバオは、一年を通して基本的に温暖で湿度が高い熱帯雨林気候区に位置しています。年間平均気温は約26.5℃となっており、特に暑い月である4月でも30℃に達することは少ないです。

以下は、ダバオの月別平均気温と雨量の表です。

平均気温(℃)

平均雨量(mm)

1月

26.5

130

2月

27.0

89

3月

28.0

96

4月

29.0

96

5月

29.5

145

6月

28.5

185

7月

28.0

210

8月

28.5

195

9月

28.0

180

10月

28.0

205

11月

27.5

180

12月

27.0

160

一方で、雨季と乾季がはっきりしており、雨季は5月から11月、乾季は12月から4月となっています。特に雨季の7月から9月にかけては台風の影響もあり、多くの雨が降ります。そのため、訪れる時期には注意が必要です。

歴史

ダバオの歴史は、約2,000年前にまで遡ります。この地を最初に開拓したのは、インドネシアとマレーシアからの移民だったとされています。

ダバオの名前は、古代のバギオボ族(Bagobo)の言葉で「川の向こう側」を意味する「Dabo」に由来しています。これは、彼らがダバオ川のほとりに定住したことからきています。

スペイン植民地時代には、16世紀にフィリピンに到着したスペイン人がダバオにキリスト教を広めました。そして、19世紀後半、彼らはダバオにコーヒーとカカオのプランテーションを設立しました。

また、第二次世界大戦中、ダバオは日本の占領を受けましたが、戦後はフィリピン共和国の一部として発展を遂げてきました。

このような歴史を経て、現在では多様な文化が共存する、フィリピンでも特に魅力的な都市となっています。

3.ダバオの観光スポット

Crocodile Park(クロコダイルパーク)

ダバオの観光スポットの一つ「Crocodile Park」は、名前の通り様々な種類のワニを間近で観察できる施設です。しかし、それだけではありません。トロピカルバード、オウム、さらには虎まで、多種多様な動物と触れ合うことが可能です。

また、園内では定期的にワニの餌やりショーや動物によるパフォーマンスも見ることができます。特にワニの餌やりショーは迫力満点で、訪れた観光客を驚かせています。

施設の詳細は以下の通りです。

施設名

Crocodile Park

営業時間

8:00~17:00

休業日

無休

入場料

大人(12歳以上):200ペソ 子供(2~12歳):100ペソ

旅の思い出に、ワニの形をしたお土産も忘れずにチェックしてみてください。

EDEN Nature Park(エデンネーチャーパーク)

EDEN Nature Park(エデンネーチャーパーク)は、ダバオ市街から少し離れた山間部に広がる自然豊かな公園です。80ヘクタールもの広大な敷地内には、多種多様なフィリピン固有の植物が生い茂り、美しい花々や野鳥のさえずりが訪れる人々を迎えます。

公園内には、散策路やピクニックエリアも完備。また、野生動物と触れ合える体験施設もあります。観光客は動物たちとのふれあいや、壮大な自然の中での散策を楽しむことができます。

さらに、公園内には宿泊施設もあるため、一日では満足できないという方は、ここで一泊するのもおすすめです。夜間には星空観察も楽しめます。

EDEN Nature Parkは、ダバオの自然を満喫したい方や家族連れに特におすすめのスポットです。

People’s Park(ピープルズパーク)

ダバオ市の中心部に位置する「People's Park(ピープルズパーク)」は、市民や観光客にとっての憩いの場所です。園内は美しい花々やアート作品が溢れ、フィリピンの文化を感じることができます。

面積は4ヘクタールと広大で、特に子供たちにとっては遊具が楽しめるスポットとして人気です。一方、静けさを求める人にとっては、美しい池や彫刻が点在する庭園でリラックスするのも良いでしょう。

また、週末には地元のアーティストによる生演奏やダンスパフォーマンスが行われることもあり、訪れた際にはチェックしてみてください。エントランスフィーは無料なので、ダバオ市内観光の際にはぜひ立ち寄りましょう。

Pearl Farm Beach Resort(パールファームビーチリゾート)

ダバオ訪問の際には、息をのむほど美しい「Pearl Farm Beach Resort(パールファームビーチリゾート)」を見逃さないようにしましょう。このリゾートは、かつて真珠養殖農場だった場所に立地しており、その名前もその由来から名付けられました。

敷地内には美しいビーチと豪華な施設が広がっており、プライベート感満載のリゾートライフを味わうことができます。また、サンゴ礁に囲まれた海ではスノーケリングを楽しむこともできます。その他にも、スパでのリラクゼーションや美味しい海鮮料理のディナーなど、忘れられない体験が待っています。

1:Pearl Farm Beach Resortの主なアメニティ

  • プライベートビーチ

  • スパ

  • レストラン

  • プール

  • スノーケリング

リゾートの予約は事前に行うことをおすすめします。その美しい風景と優雅な雰囲気を堪能し、フィリピン・ダバオの素晴らしさを体験してみてください。

Philippine Eagle Center(フィリピンイーグルセンター)

フィリピンイーグルセンターは、絶滅危惧種であるフィリピンイーグルを保護、繁殖させるための施設です。ダバオ市内から車で約1時間の距離に位置し、その壮大さと美しさで訪れた人々を魅了します。

センターでは、フィリピンイーグルのほかにもさまざまな種類の野生動物を見学することができます。また、教育プログラムも充実しており、訪れることでフィリピンの自然や動植物の保護について理解を深めることが可能です。

開館時間:午前8時~午後5時(入場は午後4時まで) 入場料:大人200ペソ(約400円)、子供100ペソ(約200円)

観光地としてだけでなく、環境保護の観点からも重要なフィリピンイーグルセンター。一度は訪れてみてください。

KADAYAWAN Festival(カダヤワン・ザ・ダバオ祭り)

ダバオで最も盛大なイベントである「KADAYAWAN Festival(カダヤワン・ザ・ダバオ祭り)」は、毎年8月に開催されます。この祭りは、地元の豊かな収穫に感謝するとともに、ダバオの生物多様性や文化的多様性を祝福するものです。

祭りのハイライトは、街中で行われるカラフルなストリートパレードです。パレードでは、地元の民族舞踊グループによる伝統的なダンスや、現地の果物や花で装飾されたフロートが見られます。

また、祭り期間中は市内各所で様々なイベントが開催され、訪れた観光客を楽しませてくれます。特に「アグリ・トレード・フェア」では、ダバオの新鮮な果物や野菜を手に入れることができます。

この祭りを体験することで、フィリピン・ダバオの文化と人々の暮らしを深く感じることができるでしょう。

4.ダバオのグルメ

ダバオで試すべき地元料理

ダバオでは、フィリピンならではの美味しい料理に出会えます。

一つ目に紹介するのは「Kinilaw」です。これは生魚の刺身を酢とスパイスでマリネしたもので、ダバオのレストランでよく見かけます。

次に、「Durian」を試すことをお勧めします。ダバオはこの果物の生産量が非常に多く、「ダリアンの都」とも称えられています。まさに旅の思い出に、独特の香りと風味を試してみてはいかがでしょうか。

また、「Sisig」という豚の頭肉をイチョウの葉で包んだ料理も試す価値があります。これはビールのおつまみとしても人気があります。

以下に、これらの料理とその特徴を表にまとめます。

料理名

特徴

Kinilaw

生魚を酢とスパイスでマリネ

Durian

ダバオ名物のフルーツ

Sisig

豚の頭肉をイチョウの葉で包んだ料理

現地の味を楽しむことで、ダバオ旅行が一層楽しくなることでしょう。

おすすめレストラン

ダバオには、地元の料理を楽しめるレストランが多数あります。その中でも特におすすめなのが「Claude's Le Cafe de Ville(クロードのカフェ・ド・ヴィル)」と「Jack's Ridge(ジャックス・リッジ)」です。

「クロードのカフェ」はフレンチ&フィリピン料理の絶品を提供するレストランで、特にフィリピン風パエリアは一度食べてみる価値があります。

一方、「ジャックス・リッジ」はダバオ市の景色を一望できるレストランで、地元産の新鮮なシーフード料理が味わえます。

レストラン名

特徴

Claude's Le Cafe de Ville

フレンチ&フィリピン料理、特にフィリピン風パエリアがおすすめ

Jack's Ridge

美しいダバオ市の景色とともに地元産の新鮮なシーフード料理が楽しめる

どちらのレストランも予約をすることをおすすめします。美味しい料理と素晴らしい景色、どちらも楽しむことができるダバオのレストランをぜひ訪れてみてください。

5.ダバオでのショッピング

逸品とお土産情報

ダバオを訪れたら、ぜひ手に入れたいお土産といえば「デュリアン」や「チョコレート」です。

フィリピン最大のデュリアン産地であるダバオは、その甘みと特徴的な香りが人気。パッケージされたものや加工品は、持ち帰りに便利でおすすめです。

また、ダバオ産のカカオを使ったチョコレートも見逃せません。特に「Malagos Chocolate」は、世界的なチョコレートコンテストで数々の賞を受賞した地元の誇りです。

また、民芸品やアクセサリーもよく見かけます。特に「T'boli族」のハンドクラフトは色彩豊かで、独特のデザインが魅力。

お土産

特徴

デュリアン

甘さと香りが特徴、持ち帰りやすい加工品も

チョコレート(例:Malagos Chocolate)

ダバオ産カカオ使用、世界的な賞を受賞

民芸品・アクセサリー

色彩豊かで独特のデザイン、地元の文化を感じられる

これらのお土産は、ダバオの味や文化を家族や友人にも共有でき、旅の思い出を彩ります。

人気のショッピングスポット

ダバオ市内には数多くのショッピングスポットがあります。その中でも人気の場所をいくつかご紹介します。

  1. Aldevinco Shopping Center:ダバオ市内でも最も古いショッピングセンターとして知られており、フィリピン土産や民芸品が豊富に揃います。

  2. SM Lanang Premier:地元の人々にも観光客にも愛されている大型ショッピングモール。ブランドショップからレストラン、スーパーマーケットまで一通り揃っています。

  3. Gaisano Mall of Davao:地元の品物からブランド品まで幅広く取り扱っており、飲食店や映画館も充実しています。

  4. Victoria Plaza:ダバオ最初のショッピングモールで、アパレル、雑貨、食品など幅広い商品を取り扱っています。

これらのショッピングスポットで、ダバオならではのアイテムを探してみてください。

6.ダバオの交通情報

空港からのアクセス方法

ダバオ市へのアクセスはフランシスコ・バンゴイ国際空港を利用します。空港から市内へは様々な手段が利用可能です。

1.【タクシー】 最も便利なのがタクシーです。料金は距離によりますが、約200フィリピンペソ(約400円)からになります。タクシーは24時間利用可能で、空港出口近くから乗車できます。

2.【ジープニー】 地元の人々が利用する交通手段です。ダバオ市内各地へのルートがありますが、英語が通じない場合や道順が分からない場合、利用は難しいかもしれません。

3.【レンタカー】 運転免許証があれば、空港でレンタカーを借りることも可能です。ただし、フィリピンの交通ルールや道路状況を理解していることが前提となります。

これらの移動手段を考える際、自分の行動範囲や予算、安全性を踏まえて選択しましょう。

市内の移動手段

ダバオ市内の移動は主にジープニーやタクシー、トライシクルが主流です。

  1. ジープニー:ダバオの街を走るカラフルなジープ型の公共バス。乗車料はとても安価で、地元の人々と触れ合える絶好のチャンスです。

  2. タクシー:目的地まで手間なく移動できる手段。ダバオのタクシーはメーター制を採用しており、適正な運賃が設定されています。

  3. トライシクル:短距離の移動に便利な乗り物で、特に観光スポット周辺でよく見かけます。

また、必要に応じてレンタカーを利用するのも一つの手段です。ただし、フィリピンの交通ルールや運転習慣を理解していない場合は、安全のために公共交通機関の利用をおすすめします。

これらの交通手段を活用し、ダバオの魅力を存分に堪能しましょう。

7.まとめ

ダバオ旅行のポイント再確認

ダバオ旅行の際には、以下のポイントをよく覚えておきましょう。

  1. 観光スポット:Crocodile ParkやEDEN Nature Parkなど、自然豊かな場所を楽しむことができます。また、Pearl Farm Beach Resortではリゾート気分を味わい、Philippine Eagle Centerではフィリピンの国鳥を観察することも可能です。

  2. グルメ:ダバオの地元料理を堪能し、おすすめのレストランで美味しい食事を楽しみましょう。

  3. ショッピング:ダバオの逸品やお土産選びも楽しみの一つです。市内には多くのショッピングスポットがあります。

  4. 交通情報:ダバオの空港からのアクセス方法や市内の移動手段について事前に調べておきましょう。

これらを踏まえた上で、ダバオ旅行を十分に楽しんでください。

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